2012年4月12日木曜日

すべての病気の発症は酸化体質だった


すべての病気の発症は酸化体質だった

                  特集1 すべての病気の発症は酸化体質だった!!

● 世界有数の長寿国「日本」
「人生わずか50年、下天のうちを眺むれば・・・・・・」
これは、天下統一の野望を抱きながら、志半ばにして倒れた織田信長が愛した謡曲の一節です。
そうした時代と現代の日本を比べれば、まさに隔世の感があります。現代日本の平均寿命は八十歳に迫るほどの勢いを見せ、いま日本は世界で有数の長寿国になっています。ひと昔前は人生50年と言われたことを思えば、日本人の寿命も長くなったものだと感心せざるをえません。
まわりを見回しても、元気なご老人が増えています。ゲートボールからカラオケ、それに海外旅行まで、人生を満喫する元気な高齢者がどんどん増えています。

人間は120歳まで生きられるという説があるそうですが 、その方にとっても、また家族にとっても、健康長寿は非常に喜ばしいことに違いありません。いまなにげなく「健康長寿」と言いましたが、長寿は健康でなければなりません。健康でなければ長生きできませんが、同時に病気を抱えながらの長生きは本当の長寿とは言えません。
よく「一病息災」と言われます。病気を一つ抱えていれば、その病気に気をつけるために長生きできるという意味です。しかし、一病はやはり一病です。その一病が命取りの病気ということもありえます。
人間の生活を考える時、やはり「無病息災」が望ましいでしょう。仮に、いま病気であれば、その病気を治して一刻も早く健康を取り戻し、長寿を自分のものにすることです。これが健康長寿の本当の姿であり、実現すべき健康長寿の形だと思いま す。

● いつまで長寿国でいられるか?
高齢化社会、言いかえれば長寿社会は、欧米では85〜130年という長い年月をかけて実現されましたが、日本はわずか25年で実現しています。
ただし、日本がいつまで長寿国でいられるかについて甚だ疑問を感じずにはいられません。
先に言ったように、長寿は健康によって支えられなければなりません。しかし現代社会では健康を害する負の条件があまりにもそろいすぎているからです。

健康を害する条件とは、私達日本人が置かれている様々な環境の悪化です。たとえば、大気汚染、水の汚染、それに食物の汚染などが私達の長寿に歯止めをかけようとしているのです。
かなり前になりますが、食生態学者の西丸震也氏が「41歳寿命説」を唱えて、大きな波紋を呼びました。西丸氏の説の根拠は次の7つにな� ��ます。

@水・空気の質が悪い
A気候・住環境が悪い
B身体を使う労働量が少ない
Cストレスが多い
D食べ物が飽食状態
E肉食中心の食生活(タンパク質の大量摂取)
F野菜の摂取量が少ない

これらの項目を見ると、日本人が普段している生活そのままではないでしょうか。
ただし、短命を決めるこの7項目に追加項目として「食品添加物の多い食生活」も加える必要があると思います。食品添加物の弊害については後ほど言及しますが、こうした生活を続けていると西丸氏が指摘した「41歳寿命の国・日本」が本当に現実味をおびてきます。
誰でも健康で長生きはしたいものです。しかし、このままではその希望は果たされません。何も考えず、これといった策をほどこさないかぎり、健康長寿は実現できないのです。

● 大気汚染が原因で酸性雨が降る
健康で長生きするためには、どんなことが必要でしょうか。
だれもが思いつくことは、汚染のない爽やかな空気、有害物質のないきれいな水、豊かな栄養を持つ食品。だいたいこれらが思い浮かぶことですが、まわりを見回すとそのどれもが危機に瀕しているのではないでしょうか。
人口増加やハイテク産業の進歩にともない、地球環境の悪化はこの一分一秒の間にも進行しています。地球環境の悪化には様々なものがありますが、その一つがよく知られている大気汚染です。

大気汚染と言えば、有害な紫外線の侵入を防いでくれているオゾン層の破壊が大問題になりました。オゾン層が破壊されると有害な紫外線が降り注ぎ、私達は皮膚ガンになりやすいと言われています。しかし、そうした害のほかに、大気汚染は酸性雨 やダイオキシンを含むこわい雨を私達の頭上に降らせています。

酸性雨は、石炭や石油を燃やしたときに出る硫黄化合物や窒素化合物、それに車の排気ガスや焼却炉などの排煙から発生する硫黄化合物や窒素化合物が、硝酸や硫酸に化学変化して雨水に溶け込んだものです。通常の雨の場合、大気中に自然に存在する二酸化炭素を炭酸として溶かしているため、pHは5.6前後になります。そのため、pH5.6以下の値を示す雨が酸性雨と呼ばれています。

注)pH・・・pHとはモノの性質を表すモノサシです。
pH7.0を基準に7.0以上アルカリ性、7.0以下を酸性と区別できます。

過去、日本でもかなり酸性の強い雨が降った事実があります。
昭和48年6月28日〜29日にかけて、駿河湾沿岸のいくつかの市町村と山梨県上野原の住民441人が霧雨による目と喉の刺激を訴え、ネギ、タバコ、キュウリ、ナスなどの畑作物に被害が出たことがありました。このときのpHは2〜3.5でした。昭和49年7月3日には、足利、佐野、大平、古河、熊谷などの地域を中心に、合計3万2000人にのぼる人が霧雨による目の被害を訴えています。このときのpHは2.85でした。また、昭和50年6月25日には栃木県鹿沼市や埼玉県熊谷市にpH3.05の酸性雨が降り、昭和56年6月26日には群馬県前橋市にpH2.86の酸性雨が降っています。

こうした現実から酸性雨調査が実施されています。昭和� ��3年〜平成4年にかけて行われた第二次酸性雨調査によると、全国29箇所のモニタリングの結果、全期間平均の雨のpHは4.5〜5.8になっています。これを降水量で加重平均した値はpH4.8となります。そして、この値は欧米なみか、それ以上の酸性を示しているのです。
私達の頭上に降り注ぐ雨はこうした例ほど強い酸性雨ではないかもしれませんが、それでも私達を取り囲む環境を大きく損ないます。酸性雨は酸性の雨だから危険というだけではなく、私達の生存環境や食糧環境に大きく関係してくるのです。

● 酸性雨が自然のサイクルを崩壊させる


大気汚染が降らせる酸性雨やダイオキシンを含んだ雨は、次のもっと重大な問題の引き金となります。土に染みこんだ酸性雨は、その土地から収穫される作物にダメージを与えます。
その結果、収穫物から貴重な栄養分やミネラルは奪われ、私達の栄養摂取は支障をきたしてしまいます。また、酸性雨は森林も破壊します。土地と並び、森林は自然の大きな濾過装置です。有害物質を含む水を濾過し、きれいな水にして私達に届けてくれます。酸性雨は地球の緑を減少させるばかりか、汚染されたままの水が私達の生活に侵入してくる危険を招いてしまうのです。

さらに、酸性雨に含まれる酸性物質は河川や湖・池に流れ込み、水を酸性化させます。スウェーデンでは、水が酸性化したために湖沼の大量の魚が死んだという報告� �あります。
日本も例外ではありません。環境省の調査では、秋田県の田沢湖、長野県上高地の大正池などをはじめ、たくさんの湖沼の水が欧米なみの酸性値を示しているそうです。こうしてみると、酸性雨は自然のサイクルを破壊すると共に、私達が食べる植物や動物、それらが生きるための環境をすべて壊していく"黒い雨"と言えそうです。

酸性雨の問題は、原因となる有害物質を放出しているその国だけの努力では解決できません。
スウェーデンの酸性雨はロシアの煙害などが原因と言われていますし、日本の酸性雨は中国の工場排煙などが原因と考えられています。原因と考えられている有害な排煙を少なくする努力が地球規模で行われなければ、酸性雨問題は解決しません。酸性雨を解決するための研究や提案が各� ��間で行われ、対策も講じられていますが、その努力が続けられている現在でも、酸性雨や焼却炉の排煙、車の排気ガスなどによる大気汚染で私達の健康は蝕まれているのです。

● ここまできている水の汚染
地球環境の汚染が進むなか、深刻な問題が水の汚染です。
なかでも、自然の力では分解できない化学物質や有機化合物による汚染が、私達の生命をおびやかしています。これらの有害物質はガンを発生させたり、体の機能を正常に保つ人間の恒常性に異常をきたしたりしています。

代表的な水の汚染原因には、日常生活から出る生活廃水、あらゆる産業の製造現場から出る工場廃水、農薬などがあります。生活廃水とは、一般家庭から出る廃水のうち、し尿を除くすべての廃水です。たとえば、リンを含んだ合成洗剤や漂白剤を使った洗濯廃水、食器を洗った水、お米のとぎ汁、煮汁など、生活のあらゆる場面で使われた水が生活廃水です。

工場廃水による水汚染は、私達の生活を豊かにするための結果です。豊かな生活� ��得るための結果が、シアン、有機リン、カドミウム、水銀、鉛、それに有機塩素系溶剤の河川や沼への排出です。これらの物質は私達の健康を害し、ガンや肝障害、腎障害、さらに心臓疾患などの様々な病気の原因になります。

いままでにあげたような水汚染は私達の営みの結果です。しかし、そうした汚染された水はやがて海に注ぎ、海を汚染し、魚介類を汚染します。さらに海からは大量の水分が蒸発しています。蒸発する水分は清らかな水分ですが、汚染された大気の影響を受け、酸性雨となって河川や沼に注ぎ、その河川や沼の水を私達は飲料水の原水として使っています。
汚染された水が一方的に流れ去るのであれば問題はまだ少ないでしょうが、水は地球を循環しています。その水循環のサイクルのなかで、私達現� �人は水を汚染し、汚染された水を再び飲料水として利用しているのです。もちろん、汚染された水をそのまま飲んでいるわけではありませんが、環境の悪化が進めば進むほど、私達の飲む水がどんどん危険なものになっていることは確かです。それにつれ、私達の健康は黄色信号から赤信号に変化してしまうのではないでしょうか。

● 人間である限りストレスからは逃げられない
これまで、様々な自然環境の汚染について述べてきました。そうした汚染が健康を蝕み、私達の長寿に黄色信号をともしていることはもうお分かりだと思います。
いままでの汚染は、体への物理的、あるいは化学的ダメージでした。そうしたダメージ以外にも、私達の健康を危険にさらす要素があります。それがストレスです。

現代はストレス社会と言われています。コンピュータが仕事や生活の中に入り込んだことで起きるコンピュターストレス、あるいはテクノストレスも問題になっています。最近、芳香でストレスを解消するアロマテラピー健康法、それに精神をリラックスさせるα波健康法などが注目されています。これもストレスによって健康が害されることが知られるようになったからです。


アドキンスと体重減少が停止しました

ストレスと言うと、概して嫁姑や上司・部下の関係、取引先との商売などむずかしい人間関係から起こると思われていますが、もっと単純なことからもストレスは生まれます。簡単に言えば、「あっ、涼しいな」「少し、暑いな」といったこと、それに「まだ、就業時間まで5分あるのか」といったことまでがストレスなのです。
また、病気になることが大変なストレスとなることは言うまでもありませんが、排気ガスを吸うことも立派なストレスになるのです。ですから、普通の生活を送っていても、人間はストレスが避けられません。言うなれば、ストレスは現代人を取り囲む環境問題なのです。その問題は、生活が便利になればなるほど、そして� ��会が複雑になればなるほど、自然環境問題と同様に大きくなります。
そのストレスは胃潰瘍や心身症の原因となることが知られています。しかしストレスはもっとこわい現象を起こします。いま活性酸素が様々な病気の原因と考えられていますが、この活性酸素はストレスによっても発生するのです。活性酸素がどういうもので、いつ発生するかは−活性酸素について−を参照してください。ここでは万病の元とだけ理解してください。その万病の元がストレスによって生み出されるのですから、ストレス解消がいかに大事かはよくお分かりになるのではないでしょうか。

● 食品添加物がストレスを肥大化し、活性酸素を増加させる
先に言いましたように、人間である限りストレスとは縁が� �れません。そのうえ、ストレスの肥大化を加速してしまうものがあります。

それが

食品添加物です。

私達は食料から年間にして約4kgの食品添加物を摂取していると言われています。この食品添加物は健康に大切なミネラルを消失してしまいます。食品添加物はストレスに効果のあるカルシウムやマグネシウムと結びつき、それらのミネラルを体外に運び出してしまうのです。
たとえば、ハンバーガー、フライドポテト、カップ麺などの加工食品やインスタント食品にはリンが加えられていることが多いものです。また、リンの化合物は清涼飲料水の酸味の元になったりもしています。

私達の体の中で、リンはカルシウムに次いで二番目に多いミネラルです。リンはほとんどの食品に含まれているため、普通に食事をしていれば不足状態にはなりません。しかし、食品添加物や清涼飲料水に使用されているために、リン の過剰摂取という事態が起きてしまいます。
過剰に摂取したリンは消化管の中でカルシウムと結びつき、骨の原料となるリン酸カルシウムができます。通常のカルシウムであれば腸で吸収されますが、リン酸カルシウムは非常に水に溶けにくい化合物のために腸でほとんど吸収されません。そのため、そのまま排泄されてしまうのです。

食品添加物に関しては、安全基準が決められています。ただし、この安全基準は「一つの添加物が人体に有害かどうか」という基準だけで決められていて、ミネラルの消失は視野に入っていません。ミネラルがどれだけ消失しようが、体に直接の害を与えるものでなければ危険とは言えない−−−−−というわけです。そのほか、食品添加物の組み合わせや総量の制約はありませんし、総量はそ� ��人の食事内容によって違ってきますので実害もよく分かりません。
しかし、私達は現実に食品添加物が使われた食品を食べています。そうした食べ物を食べれば食べるほどストレスを解消する武器を失い、活性酸素を発生しやすくなり、様々なストレス症状や病気に悩まされることになってしまうのです。

● 生きた精密機械もサビる
体の不調を感じたとき、私達はこんなことを言います。
「体にガタがきた」「体がサビついてしまった」
私達の体は、よく機械にたとえられることがあります。たとえば、脳がコンピューターに比較されたり、脳以外の体のそれぞれの部位も精密機械にたとえられたりします。
言うなれば、私達の体は歯車やコンピューターを使わない"生きた精密機械"です。その複雑で精妙な機能とメカニズムの働き全体が、私達の健康と生命を維持しています。

ですから、「ガタがきた」「サビついた」という表現はなかなか的を得た表現だと思います。
病気人間の体は、そのサビついてしまった体です。つまり体のサビが病気人間をつくっていると言っても間違いありません。

健康長寿であるためには、体がサビつかない� ��うにするしかありません。
その条件とは

「活性酸素除去」「ビタミン・ミネラル摂取」です。つまり体をサビつかせないための必須条件と言うことです。まずこの条件について簡単に説明いたします。
最初に「活性酸素」についてですが、先に活性酸素は万病の元と言いましたが、それは活性酸素が過酸化脂質という毒性をもつ物質をつくりだしてしまうからです。この過酸化脂質も体のサビと表現できます。過酸化脂質は生きた精密機械である体に悪影響を与え、健康を維持するいろいろな働きを阻害します。それが病気です。
次に「ビタミン・ミネラル」ですが、ミネラルやビタミンは"体の潤滑油"と言われています。体のサビつきを防ぎ、体の機能が円滑に動くように働くからです。

これらのことから健康長寿の条件をまとめると、体のサビつくのを防ぎ、体の健康の歯車がきちんと回るようにすることに� �ります。ここで重要なことがわかります。鉄の釘がサビることを酸化と言います。過酸化脂質は脂肪が酸化されたものです。つまり、サビつかないこととは酸化しないということなのです。先にも申し上げましたが、環境汚染から私達は逃げることはとても困難です。そのため健康長寿をまっとうするためには自衛しなければなりません。しかし、一口に自衛手段をとると言っても具体的にどうすればいいのかが大きな問題になります。具体的な方法は後述に明記いたしますが、その話を理解していただくためにも知っておいていただきたいことがあります。知っていただきたいこととは、

「酸化」「還元」についてです。
● 「酸化」と「還元」について
今、健康長寿のためには体のサビを防ぐつまり酸化を防ぐ必要があるということでした。
ここで、酸化の防止法について、また酸化された状態を健康な状態に戻す還元について述べなければなりません。先に述べた釘の鉄サビもそうですが、銅に緑青が浮いたり、金属製のアクセサリーが変色するのも酸化です。また、使った油を置いておくとイヤな匂いがしてきますが、これも油が酸化されたためです。それに対して還元はあまり聞き慣れない言葉かもしれません。ここで言う還元とは酸化とまったく反対の反応を指し、酸化される前の状態に戻すことをあらわしています。

この酸化還元反応は、電子の受け渡しに関係しています。
物理で勉強したと思いますが、原子は中心にプラスの電荷を持つ原子核を持ち、その周りを マイナスの電荷を持つ電子が回っています。電子は原子核を中心とする軌道(電子殻)を回っていますが、軌道には電子が二つずつ対になって入っています。このとき、一番外側の軌道の電子が対になっていれば、化学的に安定した状態です。しかし、これが対になっていないと、他の原子から電子を奪ったり、逆に奪い取られたりして安定を保とうとします。
この電子のやり取りが、「酸化還元反応」と言われるものです。電子が奪われることを「酸化」、電子と結びつくことを「還元」と言います。そして、こうした酸化還元反応は私達の体の中でも起きています。

● シミ・ソバカスも体の酸化反応の結果
電子のやり取り、つまり酸化還元反応が私達の体でも起こっているということは、サビをつくるような酸化作用、それにサビを落とす還元作用が同時に行われているということです。

分かりやすい例に、女性の大敵であるシミやソバカスについて説明しましょう。
シミやソバカスは、強力な紫外線に当たったときにできます。私達の皮膚は、一番外側に角質層、次に表皮、基底層、真皮、皮下脂肪という構造になっています。このうち三番目の基底層では細胞の増殖が盛んに行われていて、新しくできた細胞は古い細胞を表皮から皮膚の外側に押し出します。押し出された古い細胞は、最後に角質層から皮膚の外側に出されますが、これがいわゆるアカになります。

一番外側の角質層は最も古い細胞で、紫外線を反射したり� ��収したりして、体の奥に紫外線が達しないような役割も果たしています。
ここからが重要なことです。
酸化を知らない人は、紫外線が当たればシミやソバカスができてしまうと思いがちですが、そんな単純なことではありません。紫外線が皮膚に当たると、そこに活性酸素が発生し、細胞を酸化してしまうのです。細胞が酸化されてしまうということは、細胞が死んだり、細胞が持つ本来の機能を果たせなくなってしまうということです。そこで、酸化という被害がこれ以上体に広がらないように、ガードします。それが、メラニン色素というものです。
メラニン色素は嫌われ者ですが、もともとは体の自衛手段なのです。それも、酸化が進行しないようにするというありがたい色素なのです。普通、紫外線の影響がなくなる� �、メラニン色素は角質層から取れていきます。しかし、それがきれいに掃除されないで残ると、シミやソバカスになってしまうのです。
ところで、同じように紫外線を浴びても、肌にメラニン色素があまりできない人がいます。それは、個人の還元力が違うからです。還元力の強い人は活性酸素の発生が少なく、細胞の酸化も少なくてすみます。その結果、メラニン色素というガードが少なくてすむからだと考えられています。

また、フロンがオゾン層を破壊し、紫外線が強くなって皮膚ガンの危険が増すと言われています。これもただ紫外線が皮膚ガンをつくってしまうわけではありません。シミやソバカスと同じように、そこに活性酸素が生まれて細胞の酸化を引き起こし、ガンをつくるのです。いかに酸化作用が怖いか、そ して還元力がいかに大事かがよくお分かりいただけると思います。

● 体内でも酸化還元反応を起きている
酸化還元反応は、私達の体の表面でだけ起きているわけではありません。私達の目に見えない体の奥でも起こっています。それが命の源と言ってもいいでしょう。
たとえば、動脈の血液の色です。酸素を体に運ぶ動脈の血液は赤い色をしています。酸素は酸化剤の代表ですから、ヘモグロビンに含まれる鉄原子が酸素によって酸化され、赤くなっているからです。一方、酸素を取られた静脈は黒い色をしています。これは細胞に運ばれた酸素が鉄原子から離れたためですが、血液が還元された状態と言えます。

もう一つ、体のなかの酸化還元反応をあげましょう。
タンパク質や脂肪が燃えるとエネルギーになりますが、これも酸化反応です。酸素と反応してタンパク質や脂肪が燃えると、エネルギーが放出されます。私達はこ のエネルギーを使って体を動かし、いろいろな運動をしています。一方、物が燃えるという現象で還元を説明することは非常に困難です。というのは、燃えてエネルギーを放出してしまった物を元の状態に戻すことがむずかしいからです。しかし、還元と酸化は逆の反応であることはすでに分かっていますから、エネルギーがどうなるかは理解できます。酸化がエネルギーの放出であれば、還元はエネルギーの蓄積ということになるのです。

体には酸素が必要です。細胞に酸素が運ばれなくなると、エネルギーが出せなくなってしまいます。そうなれば、私達は生きてはいけません。
問題は過剰な酸化力です。必要以上に体の酸化力が強くなれば、健康に悪影響を及ぼします。現実に病気になっている人は、その酸化力のために体� ��異常が生じてしまった人達です。


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● ビタミンが体にいいといわれる理由
昔からビタミン類は体にいいと言われています。病院へのお見舞いなどでも、リンゴやバナナ、ミカンなどの詰め合わせを持参し、「ビタミン豊富だから体にいいよ」などと言ったりします。
では、なぜビタミン類が体にいいと言われているかご存じでしょうか。この問いに対し、とっさに明快な回答を出すのはなかなかむずかしいように思われます。
実は、ビタミン類が私達の体にいい理由は、ビタミンには還元作用があるからなのです。ビタミンにはいろいろな種類がありますが、ほとんどのビタミンが体を健康に保つための大切な還元力をもっているからです。

まず、ビタミンEは油に溶ける性質があり、主な活躍場所は脂質でできている細胞膜や角膜などです。そこで万病の元である活性酸素に出会うと、活性酸素を 還元してしまいます。活性酸素を還元するとビタミンE自身も不安定になりますが、そこにビタミンCがやってくるとすぐに元のビタミンEの姿に返ります。
それは、ビタミンCのもつ強い還元力によります。ビタミンCはビタミンEと同様に活性酸素を還元するだけでなく、活性酸素を還元して不安定になったビタミンEを安定させることができるからです。すると、今度はビタミンCが不安定になってしまいます。しかし、よくしたもので、今度はビタミンBに助けられて、不安定になったビタミンCは元の安定したビタミンCの姿を取り戻すのです。ビタミン類は、こうしてお互いに助け合い、体を酸化させる活性酸素を還元していきます。つまり、"還元の輪"がビタミンによってつくられ、体がそれ以上酸化してしまうのを� �いでいるわけです。
「ビタミンはまんべんなく取らないといけない」と昔から言われていますが、それは体を酸化から守る"還元の輪"を切らさないようにする知恵だったのです。

● 高度成長とともに増加した成人病
体を還元体質に保つことが健康の基礎です。還元体質をつくるために忘れてはならないものがあります。それは毎日食べる食事です。酸化体質に傾くような食事を避け、還元体質をつくるような食事を心掛けなければなりません。

最近、成人病という言葉が「生活習慣病」に変更されました。ここではあえて成人病という言葉を使いますが、成人病が生活習慣病に変更された理由は、成人病とされていた病気が子供の世界にまで蔓延しはじめたからです。そもそも、成人病は一つの病気ではありません。

成人病は成人する前後から下地がつくられ、中高年以降に多く発病する病気の総称です。なかでも、ガン、脳卒中、そして心臓病が成人病の三大疾患として恐れられていますが、それ以外にも様々な病気があります。しかし、 最近では、子供のときにすでに成人病予備軍となり、成人する前に発病するケースも少なくありません。成人病の低年齢化が静かに、しかし着実に進行しているのです。といっても、昔から成人病があったわけではありません。
この言葉が脚光を浴びるようになったのは、日本が高度成長時代に入った昭和30年代頃からです。つまり、生活が豊かになり、食べ物がぜいたくになった時代から成人病がクローズアップされたのです。

成人病のなかで最も恐れられている病気がガンですが、ガンが日本人の死亡原因第1位になったのは昭和56年のことです。その後も、ガンによる死亡数は増加の一途をたどっています。
厚生労働省の統計によると平成16年にガンで亡くなった人は32万人で、全死因の約31%に達していま� �。亡くなった方の3.5人に1人がガンで亡くなっているのです。

ガンによる死亡者数は昭和22年から増加しています。当時は胃ガンが最も多く、長期にわたって胃ガンがトップでした。しかし、近年、ガンの傾向に変化があらわれています。「日本人は胃ガン、欧米人は大腸ガン(直腸ガンと結腸ガン)」と言われていたものですが、近年、日本人にも大腸ガンが増加してきたのです。ちなみに、昭和25年の大腸ガンによる死亡者数は約4000人、昭和63年には約5倍の2万人、平成16年では約4万人にまで急増しています。(財)ガン研究振興財団は、2020年のガン患者数の推計を発表しています。
それによると、男性の第1位は肺ガンで18.1%、第2位は大腸ガン(直腸ガン+結腸ガン)17.0%第3 位は前立腺ガン15.7%と予想されています。一方、女性では乳ガン14.9%、胃ガン11.0%を抑え、大腸ガンが20.4%でトップにランクされています。日本では大腸ガンが増え、その他のガンもどんどん増えています。しかし、欧米では心臓疾患が相変わらず1位です。なぜこうしたことが起こるのかを考えると、日本人の体質がガンになりやすい体質に変わってしまったと考えることができます。ではなぜ急激にガンが増える体質になってしまったのでしょうか。

● 食事の変化が日本人の体質を変えた
なぜ、日本人に大腸ガンが急増したかと言えば、日本人の食生活が欧米化したためと考えられます。戦後の日本人の食生活は欧米化され、高タンパク質・高脂肪・高カロリー、それに低食物繊維の食べ物を大量に取るようになりました。昔の日本人のタンパク源と言えば、魚と穀物です。明治時代まで、肉食をタンパク源とする習慣はほとんどありませんでした。ほんの少し前まで、私達日本人は魚と米だけで必要なタンパク質が取れていたのです。
そうした生活に比較すると、現代人は肉の摂取量が非常に増えています。つまり、大腸ガンの急増は、肉食への警鐘と言えるわけです。肉食はまた、私達の体を酸性に傾けます。

私達が健康を維持するためには、血液と体液を中性、あるいはpH7.4くらいの弱アルカリ性に� �つ必要があります。しかし、肉や卵、それにバターなどの動物性食品や穀類は高カロリー食品で、こうした高カロリー食品を食べれば私達の血液や体液は酸化します。
ただし、腎臓や肺、それに血液自体のなかには、酸化力が強い食べ物を食べても、中和したり、体外に排出したりする機構があります。中和のためには、体液中のカルシウム、マグネシウムなどのアルカリ性還元物質が消費されますが、この状態は、体液を一種のミネラルのバランスが崩れた状態にします。

体を守るシステムが体内にはもともと備わっていますが、あまりにも多くの酸化食品を取りすぎると、それも長期間にわたって食べ続けると、ミネラルバランスの崩れが修復される暇がありません。その結果、血液や体液は酸化し、いろいろな病気を発症す る下地になってしまうのです


● 活性酸素は毒性のある過酸化脂質をつくる
日本人に成人病が増加していることは、日本人が成人病になりやすい体質になってしまったからです。その原因は、食べ物と述べさせていただきました。
食生活の問題点と言えば、いま述べたような食事による体質の酸性化が取り上げられたものです。しかし、最近になって、高タンパク質・高脂肪の食事の危険性に別の角度からライトがあてられました。

スポットライトを浴びたのは

"活性酸素"です。

活性酸素は脂肪分を酸化して過酸化脂質をつくりますが、過酸化脂質はそれ自体でも大変に強い毒性を持ち、動物に注射すると死んでしまうという実験結果もあるほどです。この過酸化脂質には別のこわい働きを持っています。じつは、過酸化脂質には細胞膜を破壊する作用があるのです。

私達の体は約60兆個の細胞から成り立っていますが、細胞のすべては細胞膜に包まれています。そして、その細胞膜は主にリン脂質からできていて、多くの不飽和脂肪酸を含んでいます。その細胞膜が活性酸素によって酸化されると、リン脂質のなかの不飽和脂肪酸が酸化されて過酸化脂質が作られます。
過酸化脂質が作られると、それが近くの不飽和脂肪酸を攻撃します。その結果、また過酸化脂質が作られます。この連鎖が次 第に広がると細胞膜全体が過酸化脂質に変わり、細胞は死んでしまいます。
こうした"酸化の輪"が私達の病気の原因だと考えられるのです。

● ガン、動脈硬化、糖尿病はなぜ起こるのか
成人病をはじめ、アトピー性皮膚炎、シミやシワ、皮膚の老化などあらゆる病気に活性酸素は関係していると言われております。京都府立医科大学の吉川敏一先生の研究では、実に多くの病気や症状に活性酸素が関わっていることが明らかです。なかでも最も注目されている病気が、ガンと動脈硬化、それに糖尿病です。

ガンは、細胞のDNAが活性酸素に攻撃されたときになりやすいと考えられています。
DNAという言葉はお聞きになったことがあると思いますが、DNAの大切な機能に遺伝情報の伝達があります。子供が親に似るのはこの遺伝情報が正しく伝えられるからですし、体の細胞をはじめとするすべての細胞合成に深い関係があります。活性酸素によってDNAが傷つくと、DNAは正常な細胞と同じ細胞をつ� �ることができなくなって異常な細胞をつくります。その「異常な細胞」がガンです。活性酸素はガン細胞をつくるきっかけになるほか、ガン細胞を増やします。

また、動脈硬化は、血管の内側に過酸化脂質や酸化したコレステロールがこびりついて起こります。そうした物質が大量にこびりつくと血液の流れが悪くなり、最悪の場合は血栓ができて血液の流れそのものを止めてしまいます。

糖尿病と過酸化脂質の関係が疑われる理由は、TBA(チオバルピツール酸)という物質です。過酸化脂質が増えると血液中にTBAが増加しますが、糖尿病の患者さんにはこのTBAが多く見られるのです。そのため、活性酸素と糖尿病には重要な関係あると考えられています。

活性酸素による酸化が原因の病気
浮腫・血管透過性亢進・虚血(一時血流障害)・老化・動脈硬化・炎症・虚血性心疾患
脳虚血・胃粘膜障害・急性膵炎・クローン病・潰瘍性大腸炎・虚血性腸炎・薬剤性肝障害
パラコート中毒・肺気腫・化学発ガン・ガン転移・成人呼吸窮迫症(ARDS)・ショック
播種性血管内血流凝固症候群・白内障・未熟児網膜症・自己免疫疾患・糖尿病
ポリフィリン血症・溶血性疾患・地中海性貧血・パーキンソン病・アルツハイマー型痴呆
てんかん発作・紫外線障害・放射線障害・凍傷・熱傷   
<吉川敏一著「抗酸化物の知識」より>

● アトピー性皮膚炎も活性酸素が原因
最近、アトピー性皮膚炎が子供や大人達を悩ませていますが、このアトピー性皮膚炎にも活性酸素が関係していると考えられています。
アトピー性皮膚炎は、アレルギーの病気ですが、アレルギー物質が過剰につくられてしまう為に起きる病気です。アレルギー物質が過剰につくられてしまう理由は、自律神経の失調にあります。自律神経の失調は、免疫機能の低下や異常をもたらします。免疫はもともと私達の体を守ってくれる大切な働きです。そしてその矛先が自分の体に向けられることが免疫機能の異常と呼ばれる症状です。

前にも述べたように、活性酸素は強い酸化力を持っているため、その強い酸化力で体内のタンパク質や脂質をどんどん酸化されると、体の新陳代謝は乱れ、体の活性が失われていきます。また、活� �酸素がつくる過酸化脂質自体も、体の新陳代謝を悪くしていきます。
体の新陳代謝が悪くなれば、当然、自律神経が乱れ、その乱れによって免疫機能は低下し、アトピー性皮膚炎を起こすアレルギー物質をどんどんつくってしまうのです。同じアレルギー性の病気に花粉症がありますが、花粉症についてはまだ原因がはっきりしていません。しかし、アトピー性皮膚炎と同じような経緯で発症すると考えられます。


猫は犬よりも長く住んでいますか?
● 強力な酸化力をもつ活性酸素の恐怖
こう述べてくると、活性酸素の悪い面ばかりがクローズアップされてしまいます。しかし、活性酸素はそうした悪い面だけを持つものではありません。たとえば、怪我をしたときや外部から菌が入ったときなど、消毒や殺菌作用といった有効な機能を発揮します。活性酸素が怖いのは、異常に発生したときで、そのときは恐ろしい物質になってしまうのです。ところで、活性酸素の恐ろしさは非常に強い酸化力にありますが、なぜそうした強い酸化力が生まれてくるのでしょうか。少し専門的になるかもしれませんが、できるかぎり簡単に説明することにします。

私達が呼吸している酸素は三重項酸素と呼ばれるもので、安定した酸素原子が電子を共有している比較的穏やかな酸素分子です。安定した酸素原子は、8個の電子が2個� ��つ対になって原子核のまわりの軌道をまわっています。しかし、なかには軌道上に一つしか電子を持たずに不安定なものができます。この不安定な酸素分子は、ほかの原子から電子を奪って安定を保とうとします。不安定で攻撃的になった原子を「フリーラジカル」と言いますが、この電子を求めて攻撃的になった酸素原子−−−−−これが活性酸素の正体です。

不安定な酸素原子はほかの原子から電子を奪って安定しますが、電子を奪われたほうの原子は酸化されたことになります。活性酸素は電子を奪う力が強く、活性酸素の酸化力が強力な理由はここにあります。ここからは、不安定の連続になります。活性酸素に電子を奪われたり、紫外線の影響などで電子が不足すると、その原子は不安定になります。つまり、この原子も� ��リーラジカルに変わってしまうわけで、このフリーラジカル連鎖、表現を換えれば酸化の連鎖が次々と起こることになります。その連鎖の結果が私達は酸化力の高い体になり、様々な悪い病気を引き起こしてしまうのです。

● 活性酸素の生まれる条件とは
活性酸素の怖さはズバリ言えば、"酸化の恐怖"です。では、この恐ろしい活性酸素はどういうときに作られるのでしょうか。活性酸素を生み出す条件は、いろいろと考えられています。
@放射線・紫外線を浴びたとき
A有害な排煙を吸ったとき
Bタバコの吸いすぎやアルコールを飲み過ぎたとき
C体内に病原菌が侵入して過度の炎症を起こしたとき
D血液の流れが一時的に途絶え、再び元通りに流れたとき
Eストレスが蓄積されたとき
F過度のスポーツなどで酸素を大量に消費したとき

こうしたときに活性酸素が作られると言われていますが、それ以外にも活性酸素が作られるケースがあります。じつは、呼吸で取り入れた酸素の一部が、私達の体の中で活性酸素に変わってしまうのです。人間の場合、呼吸によって体内に取り入れられた酸素のうち、約2%が活性酸素になると言われています。
呼吸によって取り入れられた酸素が恐ろしい活性酸素に変わるとすれば大問題です。私達は呼吸をやめるわけにはいきませんから、それこそ打つ手がないといった状況になってしまいます。
ただし、私達の体はうまくできていて、活性酸素を消してくれるSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)と呼ばれる酵素を持っています。呼吸で生じる活性酸素くらいはこのSODが処理してくれるのですが、それ以上の活 性酸素ができたときはSODでは手に負えなくなります。過剰に発生した活性酸素が、私達の健康を蝕むということなのです。


● 高タンパク・高脂肪・高カロリー食に潜んでいる危険性

活性酸素によって有害の過酸化脂質が作られます。そして、私達は日頃、その過酸化脂質が作られやすい食事を取っています。過酸化脂質が作られやすい食事とは、高タンパク・高脂肪・高カロリーの食事です。タンパク質や脂肪は非常に高いエネルギー源で、私達に欠かせない栄養です。しかし、脂肪には燃えにくいという難点があります。そして、不完全燃焼による燃えカスは、活性酸素によって過酸化脂質になってしまうのです。取りすぎたタンパク質も、活性酸素によって過酸化脂質になってしまいます。

現在の日本人の食事内容を見ると、肉や乳製品のウエートが高くなっています。高タンパク質・高脂肪・高カロリーに傾きすぎた食事で、当然、過酸化脂質が多くできてしまいます。
高タンパク質食品は、だいたい� �高脂肪食品です。このことからも、欧米型の食事は体を酸性に傾けるだけでなく、過酸化脂質を生みやすい食事でもあると言えます。また、古い油を使った食品、油が使われてから日数の経った食品も過酸化脂質の元になります。たとえば古い油で揚げた揚げ物、それにインスタントラーメン、ポテトチップスなど袋詰めされてから長時間が経った食品は、まず油が酸化されていると思ったほうが無難です。酸化された食品を食べると、活性酸素が引き金となって過酸化脂質が多くなります。
体内の過酸化脂質を増やさないためには、酸化されていない食品、古い油を使っていない食品、油で料理されてから日数の経っていない食品を選別して食べることが重要です。

● 食品添加物も活性酸素を発生させる
先に昭和30年くらいから成人病が増加したと述べましたが、その当時から活性酸素を発生させるような条件が新しく加わったとみることができます。条件の一つが今あげた食の欧米化ですが、もう一つ見落とせない原因があります。

それは、悪名高い

"食品添加物"です。

食品添加物には保存剤、殺菌剤、発色剤、漂白剤、小麦粉改良剤、合成着色料、合成着香料、乳化剤などがあり、普通の食生活をしていても、私達は1日に80種類以上の食品添加物を食べています。
食品添加物の怖さとして、その発ガン性が取り上げられます。使用が許可されている添加剤自体には発ガン性の疑いは少ないでしょうが、添加物の組み合わせによる害は測定されていません。仮に、食品添加物自体に発ガン性がないとしても、活性酸素となると話は別になってきます。いま私達が口にする食品のほとんどは、食品添加物のお世話になっています。そうした食べ物からも活性酸素が生まれてくるのです。

同志社大学の西岡一教授の研究では、食品添加物自体に活性酸素を発生させるものが続々と発見されて います。さらに、食品添加物を加えられた食品にも、活性酸素を出しやすい傾向が確かめられています。食品添加物には亜鉛を消費するものが多く、亜鉛不足はSODの効果を弱めます。その結果、体内での活性酸素が増加が起こります。

●ミネラルの重要な五つの働き
病気体質を根こそぎ変えるための条件として、ミネラルをバランスよく取ることが上げられます。
現代日本人の食生活を見れば、ミネラルの激減という重大な食生活の危機に陥っています。
ミネラルは微量元素といって、タンパク質、脂肪、炭水化物、それにビタミンなどと並ぶ五大栄養素の一つですが、体のなかではつくることができない栄養素です。このミネラルを食品から取ることで、私達人間は複雑な体のシステムを維持しているのです。ミネラルが重要だということは多くの方が知っています。しかし、なぜミネラルが必要かをご存じの方は意外に少ないものです。ミネラルには、大別すると2つの働きがあります。一つは素材としての機能です。素材とし ての機能の代表例は、たとえば骨を作るカルシウムやマグネシウムのような働きです。そしてもう一つの機能は、複合補助と呼ばれる働きです。ミネラルが発揮する複合補助機能のうち、次にあげる五つが重要なものです。
@酵素をスムーズに働かせる
私達は栄養を食品から取り入れますが、そのままでは体に必要な栄養にはなりません。食品中の栄養分が細胞の生命維持に役立つようになる変化を代謝と言いますが、代謝機能をつかさどるものが酵素です。そして、ビタミンとミネラルがなければ、酵素は代謝機能を発揮できないのです。
Aビタミンの活性化作用
ミネラルがなければ、ビタミンはその機能をほとんど発揮できません。ミネラルによってビタミンは� �性化され、共同で酵素を作ったりできるのです。
B体のpHを弱アルカリ性に保つ
私達の体は、pH7.3くらいの弱アルカリ性が理想です。酸化体質になると疲労しやすくなったり、病気にかかったりしやすくなります。体を酸化する食物の代表は肉類ですが、そうした酸化食品を食べたとき、ミネラルは中和してくれる機能を持っています。
C細胞の浸透圧作用を保ち、調整する
浸透圧作用とは、細胞膜を通しての栄養と不要物とのやり取りです。この機能に異常が生じると、細胞に栄養が届けられず、また細胞から不要物が排出されなくなります。ミネラルはこの浸透圧作用を正常に保つ調整機能を果たしています。
Dミネラル同士の連携作用
それぞれのミネラルは主役としての顔を持ちますが、お互いに協力し合って体を健康に保つ機能を果たします。たとえば、カルシウムを吸収するためには、マグネシウムと一緒に取ったほうが吸収率がアップします。この働きが連携作用です。

これほど私達の健康と関係の深いミネラルですが、ミネラルが不足してもお腹は減りません。ミネラル不足の信号は、私達の体調の悪化です。体調が悪化し、本格的な病気になってしまう前に、毎日きちんとミネラルを取ることが必要です。しかし、それほど重要なミネラルでありながら、私達の食卓からはミネラルが消えているのです。

● なぜ食卓からミネラルが消えたのか
日本人の食卓からミネラルが消えた理由は、大きく言うと二つあります。
一つは、食生活のスタイルが欧米風に変化してしまったことです。以前の私達の食事内容は、お米が主食でした。土中に含まれるミネラルをしっかり取り込んだお米を主食としていました。さらに、野菜やイモ類も今とは比較にならないほど食べていました。野菜といえば、いまは生野菜サラダが主流ですが、昔は煮たり茹でたりして食卓に並んだものです。

もともと、日本の土壌はミネラルが少ない土壌です。ヨーロッパやアメリカの土壌と比較すると、土中のミネラル分は約三分の一から四分の一しかありません。その理由は日本の土壌が火山灰からできていることと、急峻な地形です。もともとミネラルの少ない火山灰の土壌から、雨水によってさ� �にミネラルが海に運び去られてしまうからです。日本の水はミネラル分の少ない軟水ですが、それも同じ理由からきています。

ミネラルの少ない土壌で作られるお米や野菜は、当然、ミネラルの少ないお米や野菜になります。しかし、昔の日本人はミネラル不足を量で補っていました。野菜を茹でたり煮たりすればそれだけ多く食べられ、必要なミネラルが取れたのです。そして、タンパク質源は主に魚でした。"海はミネラルの宝庫"と言われるように、海水中には様々なミネラルが豊富に溶け込んでいます。まだ、養殖技術も発達しておらず、食料にした魚類は自然の環境で成長したミネラルいっぱいの魚でした。その魚もミネラル分の多い小魚を骨ごと食べていたものです。
このように、昔の食卓はミネラル豊富な食材が並 びました。しかし、現代の私達の食卓には、そうしたミネラル豊かな料理は少なくなりました。

もう一つの理由が、もっと重大かもしれません。その理由とは、食材そのものにミネラルが少なくなってしまっているからです。


● 野菜からミネラルが消えた
私達の食卓からミネラルが消えたもう一つの大きな理由が、素材自体のミネラル不足です。
もともと日本の土壌にはミネラルが少なく、お米や野菜にはミネラル分が少ないことはすでに述べました。しかし、私達が今、口にする野菜やお米は、昔の野菜やお米よりもはるかに少ないミネラルしか含んでいません。もともと少ないミネラルをさらに減少させたものは、農薬と化学肥料です。

農薬や化学肥料は収穫を増やすために使われますが、その使用は土中のミミズやバクテリアを殺します。その結果、有機物は失われ、ミネラルも壊されてしまうのです。また、化学肥料には植物の三大肥料である窒素、リン酸、カリの三つのミネラルしか入っていませんから、植物は偏ったミネラル分しか吸収できないことになります。� ��のために、含まれるミネラルの種類の少ない米や野菜になってしまいます。

農薬については、無農薬野菜、低農薬野菜といっても安心できません。現実には、どれくらいの農薬が使われているか、どれくらい強力な農薬が使用されているかはっきりしていないからです。しばらく前から健康志向が盛り上がり、化学肥料を少ししか使わない有機栽培が脚光を浴びました。有機栽培で作られる有機野菜であればミネラル豊富な野菜類と思いがちですが一概には安心できません。というのは、今の法律では、三年以上有機農法を行っている土地であれば、その作物は有機野菜を謳うことができるからです。
土地の改良には最低でも10年は必要とされています。それまで何十年と農薬を使ってきた土地です。わずか三年の間、化学肥料を 使わなかったからといって土壌はそれほど変わりませんし、ミネラルの種類と量が豊富な野菜が急にできるはずはないのです。

                                      (100mgの含有量)

野菜に含まれる栄養素の変化(100g中)
野    菜 1950年 1982年
ほうれん草 ビタミンC 150mg 63mg
鉄分 13mg 3.7mg
ニンジン 鉄分 2mg 0.8mg
ダイコン 鉄分 1mg 0.3mg
                                      「日本食品成分表」より

● 肉類、魚類もミネラル不足に陥っている

私達の食卓に、いまや肉類は欠かせない食材になっています。この食肉の材料になる牛、豚、あるいは鶏は、人工飼育、あるいは促成飼育という方法で飼育されています。狭い飼育舎に押し込められ、タンパク質や脂肪のつきやすい餌を与えられ、病気にならないようにと大量の抗生物質も与えられています。
広々とした自然の中で飼育されれば、自然の草などからミネラルは体内に取り入れられます。しかし、狭い飼育舎の中に閉じこめられ、野草を食べられない動物達は必要なミネラルを取ることができません。もちろん、自然の中で飼育された動物達もいます。そうした動物達の肉にはミネラル分が多く含まれるかもしれませんが、値段はグーンと跳ね上がります。いつもそうした高い食肉を食べられる人は少ないはずです� �普通の主婦が買い、私達の食卓にのる食肉は、どうしてもミネラルの少ない食肉になってしまうのです。

また、魚にしても事情は変わりません。
いま、見かける魚のほとんどは、養殖された魚です。養殖というとハマチ、ウナギがすぐに連想されますが、いまやタイ、ヒラメ、カツオなどといった魚まで養殖ものです。養殖されていない魚は、食物連鎖のなかで生きています。小魚はプランクトンを食べ、その小魚はより大きな魚の餌となります。しかも、ミネラルの宝庫である海のなかを自由に泳ぎ、海水からもミネラルを補給しています。
養殖魚には、そうした豊富なミネラルが期待できません。狭い生け簀のなかで成長を促進する餌を与えられ、多量の抗生物質を取らされています。自然環境のなかで十分にミネラルを取� �ていた昔の魚の面影がありません。私達はそうしたミネラルの少ない食肉を食べ、魚を口にしているのです。

● 調理の段階でもミネラルは失われている
米、野菜、それに食肉や魚といった食材に、昔ほどのミネラルは期待できません。そればかりでなく、調理の段階でもミネラルを失っています。もともと少量しか含まれていないミネラルを、加工の段階でさらに少なくしてしまっているのです。調理の段階でミネラルを奪う元凶は水です。食材を洗い、煮込み、茹でる際に使用する水に大きな問題があるのです。たとえば、米を例に取りましょう。ご飯を炊く前に、米を研がない家庭はないでしょう。少なくても三回くらいは研ぐはずです。この三回研ぎで多くのミネラルが奪われてしまいます。ある調査では、カリウム50%、マグネシウム53%、リン50%、鉄54%、マンガン33%、カルシウム23%、亜鉛10%がそれぞれ失われるとされています。

これだけのミネラ� ��が失われる理由は、水に含まれる塩素です。塩素がミネラルを酸化してしまうのです。米だけではありません。魚や野菜を煮たり、茹でたりする際にも、塩素を含んだ水道水は使われます。ミネラルを酸化してしまう水で食材を洗い、さらに調理にも使います。鍋のなかの魚や野菜は、すでにミネラルの少ない材料です。その少ないミネラルしか持たない材料を酸化力の強い水道水で調理することで、私達はさらにミネラルを減らしているのです。もう十分にお分かりだと思いますが、私達の食事は材料からしてミネラル不足であるうえ、おいしく食べるためにミネラルが減るような手を加えています。その結果、私達の体は慢性的なミネラル不足に陥っているのです。

先に、ミネラルの持つ素材機能と複合補助機能の二つの大切な� ��能を紹介しましたが、それぞれのミネラルが主に担当する機能があります。いわば「主役としての顔」です。ここでは主なミネラルの顔について紹介いたしましょう。

「カルシウム」
カルシウムと言うとすぐに骨が思い浮かびますが、血液をアルカリ性に保っておく重要な役割を担っています。体内の99%のカルシウムは骨や歯をつくる材料になっていますが、残りの1%の半分が血液や神経、筋肉、臓器のなかにタンパク質と結合した形で存在し、半分はカルシウム・イオンとして存在しています。筋肉はカルシウムがあって初めて収縮できるので、カルシウムが不足すると心臓の筋肉の収縮力が低下します。また、カルシウムは神経細胞の働きとも密接な関係があり、カルシウムが不足する� ��イライラしたり、興奮するのはそのためです。
「ナトリウムとカリウム」
ナトリウムは悪役のように言われますが、体液の量を調節したり、筋肉や神経の働きをスムーズに保つ働きをしています。また、カリウムは筋肉を動かすためのエネルギーを作り出し、カリウムの不足は無気力、食欲不振などの症状に結びつきます。そして、ナトリウムとカリウムは、体液の濃度バランスを協力して保つ重要な働きをしています。
「リン」
リンはカルシウムと結びついてリン酸カルシウムとなり、骨をつくります。また、エネルギーを生み出すために働いたり、遺伝子本体や遺伝情報を伝えるDNAやRNAの成分にもなっています。さらに、体内の酸とアルカリのバラ� �スを取る働きもあります。
「鉄」
体内の鉄の約65%は、赤血球のヘモグロビンの成分になっています。ヘモグロビンは肺で酸素と結びつき、体をめぐって酸素を各細胞に供給します。私達が生きていられるのは、このヘモグロビンによる酸素供給があるからです。
「銅」
銅は、ヘモグロビンの合成に欠かせないミネラルです。したがって、銅の不足は血液中のヘモグロビンを減少させ、貧血を招く原因となります。また、銅は老化防止や健康維持にも重要な働きをします。私達の体のなかで発生する活性酸素は老化を早めたり病気の様々な原因になりましたが、その活性酸素を分解する酵素がSODでした。SODは亜鉛と銅を含んでおり銅の欠乏は老化防止や 健康維持に重要なSOD不足につながるからです。
「セレニウム」
セレニウムはビタミンEの働きを助け、体内に過酸化脂質をつくらせない抗酸化作用があります。過酸化脂質が体内に増えると、血管の内側の膜をつくっている細胞が破壊され、そこから悪玉コレステロールが血管に侵入し、やがて動脈硬化に至ります。また、過酸化脂質は血管をつまらせる血栓の元にもなります。最近では、セレニウムの持つ制ガン作用に大きな注目が集まっています。

その他、必須ミネラルにはマグネシウム、亜鉛、マンガン、モリブデン、リチウム、コバルト、クロムなどがあり、スズ、ニッケル、バナジウム、フッ素、ヒ素、ホウ素、臭素、カドミウム、鉛、ケイ素、リチウムなどの超微量ミネラルもあります。それぞれ私達の健康に重要な働きを持つミネラルですが、ここでの説明は省略させていただき� ��す。興味と関心のある方は、書籍がたくさん出版されていますのでご参照ください。
これらのミネラルはバランスよく取ることが重要です。バランスの偏った取り方を続けると害になる場合も生じてきますので、その点は十分に留意しなければなりません。


私たちは、タンパク質や脂肪といった栄養を摂るために食事をすると思いがちですが、実は必須ミネラルや超微量ミネラルを体内に取り入れるためにも食事をしているのです。ミネラルは体内で生成することができず、食品からしか取り入れられません。タンパク質や脂肪といった栄養は、私たちの体を動かすガソリンのようなものです。
そして、ミネラルはそのガソリンが燃えて出るエネルギー効率を高め、不要な老廃物を排出してくれる重要な物質です。体のさまざまな働きを円滑に運ぶ潤滑油であり、サビつきを防ぐ防錆剤でもあるのです。

私たちの体は、弱アルカリ性の還元状態に保たれてこそ健康です。体を弱アルカリ性に維持し、病気にならないように活躍しているのが、ミネラルです。必要なミネラルが十分に補給さ� ��て初めて私たちの体は健康に欠かせない弱アルカリ性を維持することができます。
しかし、先述したように、食材の多くがミネラル欠乏状態にあり、食事からは必要なミネラルを十分に取り込めない状態にあります。その状態が続けば、体には異常が生じます。そこに酸化力が強い、さまざまな食品、飲料などを体内に取り込めば、体の酸性化は加速されるばかりです。


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   サラダほうれん草ドリンク解説へ

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